薄毛といえば男性のイメージが強いですが、女性でも様々な原因で薄毛に悩む人はいます。
医薬部外品の育毛剤は有効成分に大きな男女差はありません。
しかし、それぞれ性別に合わせて育毛・発毛を促進し、芯から抜けにくい髪を育めるように設計していると謳っているものも多く、使用感の差も感じられるかと思いますので、自分に合わせたものを使用することをおすすめします。
その上でどれを選ぶかは、やはり薄毛になった原因をしっかりと把握することが大切です。 自分が求めているものが育毛なのか、脱毛の予防なのか等を決めた状態で探すようにしましょう。 ほかにも、長く続けていく商品なので、柑橘系の香りがある育毛剤や、化粧品のような女性向けのデザインを重視した商品など、そういった要素も判断基準に入れてみても良いかもしれません。
シャンプーの成分表示にたくさんの薬品の名前が書いてあるのをご覧になったこともあると思います。 シャンプーには、洗浄剤、増泡剤、保湿剤、香料、防腐剤などが入っております。 またシャンプーのボトルには様々な謳い文句が書かれていますが、まずは自分の頭皮に合うことが大前提です。 化学物質であろうと天然成分であろうとアレルギー症状を持つ方は反応して赤くなったり腫れたり、かゆみが出たりしますので、気になる方はシャンプーを水で100 倍に薄めたものをつけて腕の内側につけて、1~2分後に洗い流して赤みがないかでないかチェックしましょう。 また良く目につくシリコーンについてですが、シリコーン自体は人体に害が少ないと認識されている成分です。 実際にシリコーンは医療機器などにも使用されており多くの安全性検査がなされた実績のある成分ですので必要以上に避ける必要はありません。
次に洗浄剤についてです。洗浄剤は主に3種類に分類され、
アミノ酸系、高級アルコール系、石けん系があります。洗浄力は左から右に強くなります。一方で肌の刺激も左から右に強くなってしまいます。自分の頭皮の状態を考慮して選ぶようにしましょう。
皮脂汚れによっては強い洗浄剤は有効ですが皮脂を取り除きすぎてしまうことでトラブルの原因になることもあります。なぜなら皮脂自体は肌を守るためのバリアーとしも機能しているからです。洗いすぎで肌荒れや逆に皮脂の分泌が活発になってしまうこともあります。また気温や湿度の変化によっても皮脂の分泌量や頭皮の汚れ具合は変化するものです。季節によりシャンプーを変えるのも一考でしょう。まずは自分の頭皮の状況を知りあったシャンプーを見つけることが大切です。思い当たることがあればぜひ、ドラッグストアなどで相談してみましょう。